鍾馗さんは日本では民間信仰のひとつとされ、屋根の上から人々を見守っている神様です。

東山区ではその鍾馗さんが多く飾られています。鍾馗さんに感謝を捧げるため、

まか通は、2013年に鍾馗神社を建立し、鍾馗祭を行っています。

鍾馗祭は毎年秋に若宮八幡宮内にある鍾馗神社で開催しています。

鍾馗祭では、ご神体の前で行われる神事、鍾馗さんが鬼と闘う奉納舞、

鍾馗さんがまちを練り歩き屋根の上に飾られた鍾馗さんに舞う

巡行舞を主に行います。

東山ではたくさんの鍾馗さんが存在し、まちを見守っています。同じまちを守る地蔵には地蔵盆があるのに、鍾馗さんには感謝を伝える機会がないことを疑問に思いました。そこで、鍾馗さんに感謝し、多くの人に鍾馗さんを知ってもらうきっかけとして鍾馗祭を始めました。最終的には、鍾馗祭をまちのお祭りとして浸透させることを目指しています。

鍾馗祭内容

鍾馗神社

鍾馗さんとは

ワークショップ

案内

神事

鍾馗神社の前で宮司さんの祝詞を通して鍾馗さんに

感謝の気持ちを伝えます。また、参拝者は玉串を奉納します。

奉納舞

本殿の前で、鍾馗さんの物語をベースにした舞を鍾馗さんと鬼が舞います。

参拝者の目の前で、迫力のある舞が披露されます。

 

巡行舞

旗持ち、宮司さん、鍾馗さん、お囃子、参拝者の順でまちを練り歩き、

鍾馗さんが飾られている家の前で1年間家を守ってくれたことへの感謝の舞を披露します。

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もともとは中国の民間伝承である鍾馗さんですが、日本でも家の守り神として受け入れられています。その中でも東山は鍾馗さんが多く見られるまちですが、実際に鍾馗さんがどういった存在なのかを知っている人は少ないのが現状でした。

そこで、鍾馗さんに関心を持ってその存在を知ってもらうきっかけを作るため、また、鍾馗さんに感謝の気持ちを伝える場所を作りたいという思いから、まか通は2013年、若宮八幡宮に日本で初めての鍾馗神社を建立しました。

日本でも信仰されている鍾馗さんですが、もとは昔中国に実在した人物だと言われています。

その鍾馗さんについての伝説を、ここですこし紹介したいと思います。

昔々、唐の皇帝の玄宗は病にかかり、床に伏せていました。皇帝は高熱の中、宮廷内で小鬼がいたずらをしてまわる夢を見ますが、

そこに大鬼が現れ、小鬼を捕らえて食べてしまいます。皇帝がその大鬼に名を尋ねると、大鬼は鍾馗と名乗り、昔受けた恩を皇帝に報いるためにやってきたと言いました。

その後夢から覚めた皇帝は病気が治っていることに気づきます。夢に現れた鍾馗と名乗る大鬼が救ってくれたのだと知った皇帝は、著名な画家に命じ鍾馗の姿絵を描かせると、その絵は皇帝が夢で見たそのままの姿だったそうです。

この話は噂話となって庶民のもとへと広がり、

厄や病から家を守る守り神として定着していきました。

やがてその伝説は日本に伝わり、現代の東山の鍾馗さんへとつながっているのです。

京都では他にも、屋根に置かれた鍾馗さんの像

に関しての逸話が残っています。

昔、京都のある薬屋が立派な鬼瓦を置いたところ、

向かいの家の住人が突然病に倒れてしまいました。

そこで向かいの家の主人が鬼より強い鍾馗を

作らせて魔除けにしたところ、住人の病が完治

したそうです。屋根の上に立つ鍾馗さんは、

東山では数多く見られます。

ぜひまちを歩いて探してみてください。

鍾馗さんをまちの人に、もっと身近に感じられるきっかけとしてワークショップを行っています。

2017年の手作りとうろうワークショップでは鍾馗祭に飾るとうろうをつくりました。

 

紙すき

まず、とうろうに使用する紙づくりです。まちの行事である六原フェスタにて紙すきのワークショップを行いました。和紙をつくる工程の中で色や模様をつけ、世界に一つだけの和紙を作りました。このワークショップをするにあたり、滝製紙所さんに協力いただきました。滝製紙所の方々、ありがとうございました。

とうろうづくり

次に、とうろう作りです。手作りの和紙に鍾馗さんのスタンプをおし、ペンで模様を描くことで個性豊かなとうろうが完成しました。また、東山区で多く見られる鍾馗さんを紹介し、鍾馗さんの知識を深めました。

点灯式へ

最後はとうろうの点灯式です。若宮八幡宮の鍾馗神社にとうろうを奉納しました。手作りのとうろうの灯は温かく、鍾馗さんも喜んでいるように見えました。

鍾馗祭

鍾馗祭当日、作ったとうろうを持って子どもたちが巡行舞の列に参列してくれました。まちの人が参加してくれた良い鍾馗祭になったと思います。

鍾馗さんを祀っている日本で唯一の神社です。京都市東山区の若宮八幡宮の境内にあり、

鳥居をくぐり参道をまっすぐ石段下まで進むと、左側に鍾馗神社が見えます。

〒605-0846 京都府京都市東山区五条新橋5丁目480

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