鍾馗さんは日本では民間信仰のひとつとされ、屋根の上から人々を見守っている神様です。

東山区ではその鍾馗さんが多く飾られています。鍾馗さんに感謝を捧げるため、まか通は

鍾馗神社にて、2014年から鍾馗祭を行っています。

鍾馗祭は毎年秋に若宮八幡宮内にある鍾馗神社で開催しています。

鍾馗祭では、ご神体の前で行われる神事、鍾馗さんが鬼と闘う奉納舞、

鍾馗さんがまちを練り歩き屋根の上に飾られた鍾馗さんをお祓いする

巡行舞を主に行っています。

東山ではたくさんの鍾馗さんが存在し、まちを見守っています。同じまちを守る地蔵には地蔵盆があるのに、鍾馗さんには感謝を伝える機会がないことを疑問に思いました。そこで、鍾馗さんに感謝し、多くの人に鍾馗さんを知ってもらうきっかけとして鍾馗祭を始めました。最終的には、鍾馗祭をまちのお祭りとして浸透させることを目指しています。

鍾馗祭内容

鍾馗神社

鍾馗さんとは

ワークショップ

案内

2018年の鍾馗祭は11月10日(土)に、若宮八幡宮内の鍾馗神社にて行いました。

神事

鍾馗神社の前で宮司さんの祝詞を通して鍾馗さんに

感謝の気持ちを伝えます。また、参拝者は玉串を奉納します。

巡行舞

宮司さん、鍾馗さん、お囃子、に続いてまちを練り歩き、

鍾馗さんが飾られている家の前で1年間家を守ってくれたことへの感謝の舞を披露します。

奉納舞

本殿の前で、鍾馗さんの物語をベースにした舞を舞っています。鍾馗さんと鬼に扮しているのは

学生メンバーです。参拝者の目の前で、迫力のある舞が披露されます。

グッズページはこちら

鍾馗祭がより多くの方に興味を持ってもらえるよう、今までにない新しい取り組みをしたいという思いからクラウドファンディングを行いました。

活気のあるお祭りへ

鍾馗祭に響き渡る

 

多くのお祭りには、聴くだけでお祭りの存在がわかる気持ち高まる音楽が流れています。そんな音楽があれば鍾馗祭がより賑やかで楽しいものになるだろうと考え、本校和太鼓サークル「悳」さんに演奏の協力をしていただきました。

力強い演奏により巡行舞では多くの方が巡行に参加してくださり、奉納舞では迫力のある舞となりました。

和太鼓サークル「悳」さん ウェブサイト

鍾馗祭を彩る

 

どんなお祭りがやっているのかが一目でわかる、目印となるようなのぼりをつくりたいと思いました。そして、たくさんののぼりを制作することで、より多くの方に興味を示してもらえるだろうと考えました。鍾馗祭当日には鳥居付近へ設置して、巡行舞で掲げることによって、今まで鍾馗祭に来たことがない人にも参加していただくことができました。

鍾馗祭を温める

 

鍾馗祭に協力してくださった方への感謝の気持ちと、これからも鍾馗祭をよろしくお願いしますという想いを込めて、豚汁の出店を出しました。じっくり煮込んだ豚汁で身も心も温まり、会話も生まれ、お祭りと人々の距離をぎゅっと縮めることができました。

皆さまのご支援により和太鼓の生演奏やワークショップ、小道具の修復、豚汁の出店、のぼりの

制作を実現することができました。新たな取り組みにより来場者数が過去最大の122人となり、

今までで一番活気のある鍾馗祭となりました。たくさんのご支援本当にありがとうございました。

クラウドファンディング リターン

クラウドファンディングで支援してくださった方々に、お礼状や鍾馗さんについて詳しくまとめたまか通オリジナルリーフレット・鍾馗神社の御朱印入り御朱印帳をお送りさせていただきました。私たちまか通が活動できるのも皆様のご協力があってのものです。これからもご支援していただいた方や、まちの方との繋がりを大切にしてより良いまちづくりをしていきたいなと思います。

もともとは中国の民間伝承である鍾馗さんですが、日本でも家の守り神として受け入れられています。その中でも東山は鍾馗さんが多く見られるまちですが、実際に鍾馗さんがどういった存在なのかを知っている人は少ないのが現状でした。

そこで、鍾馗さんに関心を持ってその存在を知ってもらうきっかけを作るため、また、鍾馗さんに感謝の気持ちを伝える場所を作りたいという思いから、まか通は2013年、若宮八幡宮に日本で初めての鍾馗神社を建立しました。

日本でも信仰されている鍾馗さんですが、もとは昔中国に実在した人物だと言われています。

その鍾馗さんについての伝説を、ここですこし紹介したいと思います。

昔々、唐の皇帝の玄宗は病にかかり、床に伏せていました。皇帝は高熱の中、宮廷内で小鬼がいたずらをしてまわる夢を見ますが、

そこに大鬼が現れ、小鬼を捕らえて食べてしまいます。皇帝がその大鬼に名を尋ねると、大鬼は鍾馗と名乗り、昔受けた恩を皇帝に報いるためにやってきたと言いました。

その後夢から覚めた皇帝は病気が治っていることに気づきます。夢に現れた鍾馗と名乗る大鬼が救ってくれたのだと知った皇帝は、著名な画家に命じ鍾馗の姿絵を描かせると、その絵は皇帝が夢で見たそのままの姿だったそうです。

この話は噂話となって庶民のもとへと広がり、

厄や病から家を守る守り神として定着していきました。

やがてその伝説は日本に伝わり、現代の東山の鍾馗さんへとつながっているのです。

京都では他にも、屋根に置かれた鍾馗さんの像

に関しての逸話が残っています。

昔、京都のある薬屋が立派な鬼瓦を置いたところ、

向かいの家の住人が突然病に倒れてしまいました。

そこで向かいの家の主人が鬼より強い鍾馗を

作らせて魔除けにしたところ、住人の病が完治

したそうです。屋根の上に立つ鍾馗さんは、

東山では数多く見られます。

ぜひまちを歩いて探してみてください。

鍾馗祭をまちの人と一緒につくり上げていきたいと思い、

2018年は鍾馗祭の当日に太鼓づくりワークショップと豚汁の販売を行いました。

太鼓づくり

まず、身近なものを使って太鼓をつくりました。少し難しい作業でしたが、子どもたちはスタッフと協力して取り組んでいました。仕上げに、ペンで模様を描くことで個性豊かな太鼓が完成しました。

練習

次に、巡行舞で演奏するために完成した太鼓を使って練習をしました。子どもたちは、和太鼓サークル「悳」の方々に教えてもらいながら、元気よく太鼓を叩いていました。

巡行舞へ

ワークショップでつくった太鼓を奏でながら子どもたちは巡行舞に参列してくれました。練習の成果もあり、堂々と太鼓を持って奏でながら歩く子どもたちの姿は、鍾馗さんよりもたくましく感じました。

約100食分の豚汁をまちの方と一緒に作りました。

つくりながら交流することもできて、

楽しい時間を過ごすことができました。

2017 とうろうづくりワークショップ

鍾馗さんをまちの人に、もっと身近に感じてもらうきっかけとして、2017年は鍾馗祭に飾るとうろうをつくりました。

鍾馗さんを祀っている日本で唯一の神社です。京都市東山区の若宮八幡宮の境内にあり、

鳥居をくぐり参道をまっすぐ石段下まで進むと、左側に鍾馗神社が見えます。

〒605-0846 京都府京都市東山区五条新橋5丁目480

ご支援金額

もの金額をご支援いただきました。

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京都造形芸術大学 プロジェクトセンター